父親を自宅で殺害し焼却したとして、香川県警は4日、11月に死体遺棄などの疑いで逮捕した高松市の会社役員の男を殺人の疑いで再逮捕しました。

再逮捕されたのは、高松市香南町のペット関連会社役員・林田崇容疑者29歳です。調べによりますと、林田容疑者は今年10月30日に自宅兼事務所で、当時70歳の父親・昭さんの頭部を鈍器のようなもので殴り殺害した疑いです。敷地内で見つかった血痕のDNAが昭さんのものと一致したため、再逮捕に踏み切りました。昭さんは10月30日の朝に出勤したあと、行方が分からなくなっていて、警察では11月14日に遺体を焼いて遺棄した疑いで、林田容疑者を逮捕。焼却炉からは、骨のようなものが見つかっています。林田容疑者と昭さんは、犬の繁殖などを手掛ける会社を共同経営していて、逮捕当時、林田容疑者は
「仕事上で意見の食い違いがあった」などと供述。現在は黙秘を続けています。