岡山市中心部の県庁通りの1車線化について、岡山市は10日、1月14日から工事を始めると発表しました。

1車線化は、中心市街地の回遊性向上などを目的に岡山市が計画を進めてきたものです。JR岡山駅周辺エリアと旧城下町エリアを結ぶ県庁通り約600メートルで、車道を1車線にして歩道を拡幅します。工事の開始は1月14日からで、10日にイメージ図が公開されました。ゆとりのある歩道と街路樹の緑が印象的なデザインで、「車中心から人優先の歩いて楽しい道路」を目指します。整備により、現在、片側約3.5メートルの歩道を最大で2.5メートル広げ、オープンカフェなど人が集まる空間づくりを周辺の店や住民と協力して実現したい考えです。工事は、2020年度末までに市役所筋から西川緑道公園筋までの約290メートルを整備し、2021年度末までに残る柳川筋までの約310メートル区間を完成させる計画です。