お中元の特設売り場が高松市内のデパートに6月9日、オープンしました。
3密回避のため、売り場面積をこれまでより大きく広げ新型コロナウイルスの感染防止対策を講じています。

高松三越が6月9日開設した中元のギフトセンターは、3密を防ぐため催し物会場全体を使い、去年のおよそ1.5倍の広さで展開しています。
特に注文の受付カウンターが並ぶ待ち合いスペースは、去年の倍以上に広げ、客席の間隔も大きく空けました。
今年は、新型コロナの影響で、自宅で食事を取る人が多いことから、手軽に調理できる讃岐うどんやそうめんの需要が高まると予想しています。
香川特産のオリーブ牛やさぬきサーモンなどの農産加工品も人気で、パッケージに朝顔などの木版画がデザインされた東京国立近代美術館と大手ビール会社とのコラボレーション商品も今年初めて並べられ、買い物客の目を引いていました。
高松三越では、感染を心配し来店を控える場合もあるとみて、これまで購入実績のある客に対して電話やファクスなどでも注文できることをアピールすることにしています。
ギフトセンターは、8月2日まで開設され、ほぼ前年並みの売り上げを見込んでいます。