岡山県内で生産される桃のうち、いち早く市場に出回る極早生品種「はなよめ」が6月12日、倉敷市で初出荷されました。

倉敷市浅原地区では、現在農家8戸がはなよめを生産しています。
室山翔太郎さんの畑では朝から、室山さんが桃の熟れ具合を確認しながら一つひとつ丁寧に摘み取り、パック詰めにしていました。
今年は、暖冬の影響で例年より4日ほど早く収穫できたということです。
はなよめは、桃の品種のなかでも甘みが強く、柔らかいことから人気で、この日は、浅原地区全体でおよそ100キロが県内市場に出荷されました。
翌日、2個入り1パック600円前後で県内のスーパーに並べられるということです。
はなよめの収穫は、今後10日間ほど続き、岡山県全体では期間中、例年並みの17トンほどの出荷を見込んでいます。