2018年の西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の住民が損害賠償を求め国などを相手に起こしている集団訴訟で、7月9日、新たに住民5人が岡山地裁に訴訟を起こしました。

訴えを起こしたのは真備町の被災者5人で、4月の1次提訴と合わせると原告は37人になります。
この日は弁護団と支援者らが岡山地裁に訴状を提出しました。
訴えられたのは、国と岡山県、倉敷市、それに中国電力の4者です。
訴状では、小田川の流れを変える付け替え工事を先延ばしにしたことや、上流にあるダムの事前放流を指示しなかったことなどが原因で水害を招いたと主張。
約9100万円の損害賠償を求めています。
1次提訴と合わせた損害賠償の請求額は約7億3300万円となります。