JR西日本は7月13日、倉敷駅の20歳の男性社員が7月6日に忘れ物として届けられた財布の中から現金を着服していたことを明らかにしました。

現金を着服したのはJR倉敷駅に勤務する20歳の男性社員です。
JR西日本岡山支社によりますと、この男性社員は7月6日午後11時頃、駅構内で見つかった財布を利用客から受け取りました。
その後、現金の金額など財布に関する書類を作成し、3日後、岡山市内にある岡山忘れ物センターに財布を引き継ぎました。
センターの社員が財布の中を確認したところ、入っている金額と書類に書いてある金額が違っていたことから着服が発覚したものです。
着服した額は1500円で、男性社員が弁済します。
JR西日本では、社内規定に基づき処分したとしています。
JR西日本は全社員に対してコンプライアンスの指導・教育を徹底するとともに、忘れ物の取り扱いについて定期的に実態把握を行うとしています。