番組


次回放送
2/11
午後4時15分~
放送日時 | 不定期放送

お墓から見たニッポン

次回(2022/02/11)予告

江戸時代「赤穂浪士~武士の本懐」 縁もゆかりもない先人の教訓を得る墓巡り

今回のSAESON3のテーマは、 「一撃に賭けた男たち」。「義のため」に無謀とも思える戦いに向かった男たちの存在は、今も我々日本人の心を揺さぶり、愛され続けている。そんな歴史上の人物を当時の庶民たちはどう見ていたのか。その墓の祀り方から紐解いていきます。また、好評を博している「庶民のお墓」。今回は、さらに踏み込み、「墓の形」だけではなく、
「死者に対する思い」を風習・文化・習俗という民俗学的な観点から、「庶民たちがお墓をどう大切にしてきたのか」を紹介します。

〇今回のみどころ
「カジポンのソウルトーク」
墓マイラーのカジポン(マルコ・残月)の偉人に想いを馳せ、感謝をするソウルトークや墓マイラーならではの偉人のお墓の見どころや知られざるエピソードを紹介。

「朽木教授の解説」
朽木教授の歴史的・文化的な面からの解説
「七墓巡り」という数人の集団で鉦や木魚を叩きつつ、夜通し墓地を巡って念仏回向する風習が明治時代まであった。蒲生墓地は往時を偲ばせる墓地で、「人ニ ハ│一」と刻まれた教訓墓(お参りに来た人に人生 訓・教訓を伝える言葉を刻んだ墓)がある。これは 「人には│(心棒=辛抱)が一(番)」と読み、その書き順で絵描き歌のように書くと、「金」という字になる。七墓巡りが流行した背景には、自分の先祖を祀るだけでなく、縁もゆかりもない無縁となった死者にも参り、墓磨き等をすることで功徳を得て、墓に刻まれた文字(死者からのメッセージ)から教訓を学び、自分の命に向き合いたいという庶民たちの切実な思いがあったからだという。

「七墓巡り」を再現
朽木教授の監修のもと、「七墓巡り」を芝居で再現。

番組情報

お墓から見たニッポン

歴史の偉人の墓を訪ね、日本人の死生観はどんな風に変遷してきたのか?庶民たちは死者とお墓にどう向き合ってきたのか?お墓から見えてくる「知られざるニッポン」の姿とは?

放送日時
不定期放送
おことわり
番組の内容と放送時間は変更になる場合があります。

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