第398回テレビせとうち放送番組審議会議事録
開催日時 | 2025年5月20日(火)14:30~15:20 |
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場所 | 岡山県岡山市北区柳町2-1-1 テレビせとうち 5F 大会議室 |
出席委員 | 千葉喬三委員長 小原悦子副委員長 長田憲司 八木俊則 鈴木壮太郎 服部芳郎 |
欠席委員 | 中瀬実 椙原彰子 |
局側出席者 | 仮谷代表取締役社長 西島常務取締役 大本取締役報道制作局長 原編成技術局専任局長 事務局 中尾 事務局 宇田川 |
議事の概要
(1)番組審議
審議番組:テレビせとうち開局40周年記念特別番組
希望の種よ、つながれ ~野球を世界へ 高校監督の挑戦~
放送日:2025年3月20日(木・祝)14:30~15:25放送分
(2)視聴率調査・視聴者対応についての報告
(3)その他
審議番組:テレビせとうち開局40周年記念特別番組
希望の種よ、つながれ ~野球を世界へ 高校監督の挑戦~
放送日:2025年3月20日(木・祝)14:30~15:25放送分
(2)視聴率調査・視聴者対応についての報告
(3)その他
上記について審議、また事務局より視聴率および視聴者対応の報告を行った。
主な意見
■経済ネタだけではなく、人物に焦点をあてるドキュメント番組づくりもテレビせとうちさんの得意とするところだと思います。番組を通じて堤監督やご子息・教え子の方々が、海外で野球の普及活動に取り組まれている姿に胸をうたれました。
■甲子園、プロ野球選手がゴールではなく、野球を愛する気持ちから「野球を世界に広げたい」という、普段は日の当たらない社会貢献にもつながる世界的なテーマを放送番組で取り上げたことが意義深いと思いました。野球の道具をそろえることから始めることや、言葉の通じなさ、文化的な違いからこうした活動の難しさが理解出来ました。お弟子さん、息子さんだけでなく、世界中の子どもたちに夢や活力を与える活動につながっているということは感動的でした。
■野球を広めることが今の社会で必要なのか。もっと必要なことがあるんじゃないか、県下に数多ある高校野球部の監督の中から一人を選ぶということは公共性とか公平性はどうなんだという議論があるかもしれないですけど、一般的に単なる成功を収めた人物を取り上げたわけではないという点で有意義ではあるし、本当に時間を忘れて見させていただきました。
■堤さんの中味を知っていく上で、66の部訓をもうちょっと詳しく紹介して、なんでこういうことを思うようになったのか、堤さん自身に語らせて内面、心、哲学みたいなところをもうちょっと描いてみたらもっと面白くなったのではないかと思います。
■野球が好きだっていうことから堤さんがなぜそこまで出来るのかということを不思議に思いました。ただ、人っていうのは他人に説明出来ないこと、パーソナルな理由によって突き動かされていく、実際に事を起こしていく、様々な事柄を実現して行くということもまた真実だと思いますので、そういう面が非常に描かれていたんじゃないかなと思います。
■番組の中のシーンで言うと福岡の取材が印象に残りまして、ソロプチミストで表彰を受けられた時のスピーチに人柄が滲んでいて感動的な内容だったなと思いました。それからソフトバンクの藤井皓哉選手が出てこられて、一流の選手を育てられて慕われているということが分かって、改めて凄さを感じて効果的な取材だったなと思いました。
■監督がテレビを見ていて戦慄が走るようだと言う場面がありましたが、それを見て思ったのは、人はテレビと会話しているんだと思いました。ということで、何気なく流れている番組で生き方を変えることが出来るんだなと知ることが出来まして、放送・番組というのはすごく重要な役割を持っているんだと気づきました。
■あの番組では三つぐらいチカラがあったのかなと思います。一つは人を動かすチカラですね。人が憑かれたように行動するそういうチカラがどっかにあるんだろうなと。彼の場合は野球を通じて、それからもう一つは教育というんですかね、人を教えるというところのチカラって本当にすごいなと感じました。三つめはスポーツですね、最近は特に言われるんですけど、スポーツの社会を動かすチカラというのは非常に大きいとその三つのチカラを見事に表現されていて、要は岡山の田舎の高校から子供たちが進んで海外に出て行くというのを追いかけていく。先生のチカラと教育のチカラがあって、すごく良い番組だなと思いまして。
■甲子園、プロ野球選手がゴールではなく、野球を愛する気持ちから「野球を世界に広げたい」という、普段は日の当たらない社会貢献にもつながる世界的なテーマを放送番組で取り上げたことが意義深いと思いました。野球の道具をそろえることから始めることや、言葉の通じなさ、文化的な違いからこうした活動の難しさが理解出来ました。お弟子さん、息子さんだけでなく、世界中の子どもたちに夢や活力を与える活動につながっているということは感動的でした。
■野球を広めることが今の社会で必要なのか。もっと必要なことがあるんじゃないか、県下に数多ある高校野球部の監督の中から一人を選ぶということは公共性とか公平性はどうなんだという議論があるかもしれないですけど、一般的に単なる成功を収めた人物を取り上げたわけではないという点で有意義ではあるし、本当に時間を忘れて見させていただきました。
■堤さんの中味を知っていく上で、66の部訓をもうちょっと詳しく紹介して、なんでこういうことを思うようになったのか、堤さん自身に語らせて内面、心、哲学みたいなところをもうちょっと描いてみたらもっと面白くなったのではないかと思います。
■野球が好きだっていうことから堤さんがなぜそこまで出来るのかということを不思議に思いました。ただ、人っていうのは他人に説明出来ないこと、パーソナルな理由によって突き動かされていく、実際に事を起こしていく、様々な事柄を実現して行くということもまた真実だと思いますので、そういう面が非常に描かれていたんじゃないかなと思います。
■番組の中のシーンで言うと福岡の取材が印象に残りまして、ソロプチミストで表彰を受けられた時のスピーチに人柄が滲んでいて感動的な内容だったなと思いました。それからソフトバンクの藤井皓哉選手が出てこられて、一流の選手を育てられて慕われているということが分かって、改めて凄さを感じて効果的な取材だったなと思いました。
■監督がテレビを見ていて戦慄が走るようだと言う場面がありましたが、それを見て思ったのは、人はテレビと会話しているんだと思いました。ということで、何気なく流れている番組で生き方を変えることが出来るんだなと知ることが出来まして、放送・番組というのはすごく重要な役割を持っているんだと気づきました。
■あの番組では三つぐらいチカラがあったのかなと思います。一つは人を動かすチカラですね。人が憑かれたように行動するそういうチカラがどっかにあるんだろうなと。彼の場合は野球を通じて、それからもう一つは教育というんですかね、人を教えるというところのチカラって本当にすごいなと感じました。三つめはスポーツですね、最近は特に言われるんですけど、スポーツの社会を動かすチカラというのは非常に大きいとその三つのチカラを見事に表現されていて、要は岡山の田舎の高校から子供たちが進んで海外に出て行くというのを追いかけていく。先生のチカラと教育のチカラがあって、すごく良い番組だなと思いまして。
以上