香川県琴平町の旧金毘羅大芝居・金丸座に2024年4月、5年ぶりに四国こんぴら歌舞伎大芝居が戻ってきます。令和の大改修を終えた金丸座のこけら落とし公演として17日間、開かれます。
琴平町の片岡英樹町長らがこの日、発表しました。
新型コロナウイルスの影響で5年ぶりとなる四国こんぴら歌舞伎。令和の大改修を終えた金丸座のこけら落とし公演となる今回の公演は、コロナの影響で中止となった前回、襲名披露する予定だった十代目松本幸四郎さんや、その息子で、こんぴら歌舞伎初出演の八代目市川染五郎さんら華やかな顔ぶれです。
演目は、金丸座では初めて演じられる「松竹梅湯島掛額」や、客席近くを練り歩く「伊賀越道中双六沼津」など、観客と距離感の近い金丸座ならでは演出で、初心者から歌舞伎ファンまで楽しめるということです。
来年4月5日に初日を迎え、休演日を挟んで21日に千秋楽を迎えます。
入場券の販売受け付けは、宿泊などとセットになったものが12月11日から、入場券のみは来年1月10日からとなっています。