11月5日以降、鳥インフルエンザの感染が相次いでいる香川県で14日、新たに三豊市内の養鶏場で感染が確認されました。県内では今シーズン11例目となります。

感染が確認された三豊市内の養鶏場では13日午後、死んだニワトリの数が増え、通報を受けた香川県が検査した結果、病原性の高いとみられるH5亜型の鳥インフルエンザであることが判明しました。香川県は14日朝からニワトリおよそ2万8000羽全ての殺処分を始めています。香川県内では今シーズン、11例目の感染確認となりました。県内では10例目以前の養鶏場の防疫措置が12日全て完了し、卵やニワトリの移動が制限される半径3キロ以内の養鶏場でも、1月3日に制限解除のめどが立っていました。今回の発生を受け、移動制限はさらに引き延ばされることになりました。県は11月実施した調査で、小動物などの侵入対策に不備が認められた養鶏場などに対し文書で改善を求めたほか、消毒用の消石灰を県内の養鶏場へ新たに支給することにしています。