新型コロナウイルスへの対策費などを盛り込んだ岡山県の新年度当初予算案が15日、まとまりました。

岡山県の新年度当初予算案は一般会計で7598億2600万円、過去10年で最大となりました。これは、新型コロナ関連として約359億円を計上したためです。新型コロナ対策に多くの予算を割いたため、知事査定では要求段階からの積み増しを抑え、伊原木知事就任以降、最も小さくなっています。知事が追加・拡充した7つの事業には、新型コロナを契機とした社会変化に対応し推進する事業も挙げられています。具体的にはデジタル技術を活用した中小企業の新たな取り組みを支援する事業や、移住・定住を促進するため市町村が行う空き家などの改修に対する補助事業です。岡山県の新年度当初予算案は2月22日に開会する2月定例県議会に提案されます。