岡山の空の玄関口、岡山桃太郎空港に25日、初代桃太郎像が移設されました。お目見えしたのは、イヌ、サル、キジのお供を従えたおなじみの桃太郎像です。現在JR岡山駅前にある桃太郎像が2代目で、こちらが”初代”の像です。1960年、岡山青年会議所が旧国鉄に寄贈したもので、駅の構内などに置かれていましたが、2007年に駅の改良工事に伴い撤去。役目を終えたかに思われましたが、駅の倉庫に眠る“初代”の存在を知った青年会議所のメンバーが「桃太郎」と名の付く空港の新たな顔にしてもらおうと移設を計画。移設や修復などの費用123万円はクラウドファンディングで調達しました。この桃太郎像、空港の新たなPR役として夜にはライトアップされ、利用客を出迎えます。