水難事故が増える夏場を前に、高松西警察署は2021年6月17日、幼稚園児にため池などの近くで遊ぶ際には気を付けるよう呼び掛けました。
高松市国分寺町新名のため池には地元の幼稚園児25人が集まりました。高松西警察署の鈴木理賀地域課長が、川や池の中に何かを落としても自分たちでは取りに行かず、必ず大人の人に助けてもらうようにと話したあと、水難救助に使う浮き輪を実際に池に投げて溺れた人を助ける方法を説明しました。
このあと園児たちは、地域の人たちと一緒に「ここはあぶない」と書かれた立て看板を池の周辺に設置しました。
香川県内では5月、丸亀市内のため池で小学生の男の子と父親が死亡する事故が起きていて、警察では強く注意を呼び掛けていきたいとしています。