ハウス栽培された香川県オリジナルの温州ミカン「小原紅早生」の初競りが2021年6月18日、高松市で行われました。
温州ミカンの一種「小原紅早生」は、濃い紅色で濃厚な甘さが特徴です。6月18日朝、高松市中央卸売市場で初競りにかけられたのは、222ケース566キロで、「小原紅早生」の中でも糖度が12.5度以上あるものだけに名付けられる「さぬき紅」です。
生産者の代表が、「今年もおいしく仕上がっているのでぜひ夏のギフトにしてもらいたい」と挨拶をしたあと、初競りが始まりました。最高値で落札されたのは、桐箱入りの厳選されたもので10万円でした。箱には2.5キロ25個入っています。
ハウスものの「小原紅早生」は、高松市内の5軒の農家が96アールの畑で生産していて、2021年は2020年よりやや多い35トンの出荷を見込んでいます。7月上旬にも出荷のピークを迎えます。