例年4月に開かれている「四国こんぴら歌舞伎大芝居」ですが、新型コロナウイルスの影響で2022年も開催されないことになりました。開催を断念するのは3年連続となります。
香川県琴平町の片岡町長が2021年9月22日、発表しました。「新型コロナがまん延する中で開催されると多くの規制がかかり、本来のこんぴら歌舞伎の醍醐味を見せることができない」と開催断念の理由を述べました。

四国こんぴら歌舞伎大芝居は、1985年から毎年、日本最古の芝居小屋「旧金比羅大芝居」金丸座で開かれていましたが、新型コロナの影響で2020年から開催されていません。金丸座では、現在、耐震工事が行われていて、2022年3月中旬には終わる予定で、町では、2023年にはリニューアルした金丸座で歌舞伎を楽しんでほしいとしています。