岡山県の伊原木知事は2021年9月24日、県内の感染状況について新規感染者の減少などを受け、最も切迫度の高いステージ4からステージ2へ2段階引き下げると発表しました。
岡山県内の9月22日までの1週間の感染状況は、先週までステージ4の基準を上回っていた人口10万人あたりの療養者数が13・5人に減少。また、ステージ3相当だった人口10万人あたりの新規感染者数は8・5人、病床使用率は14・4%とすべての指標でステージ3の基準を下回りました。
こうした状況を受け、伊原木知事は最も深刻なステージ4から、およそ1カ月半ぶりにステージ2へ引き下げるとしました。
岡山県の伊原木知事は「ステージ2にはなったが、相手がデルタ株ということを十分頭に置いて行動していただきたい。きちんと収束させることが大事になってくるので、(9月末までの)1週間みんなでしっかり抑えていきたい。」と述べました。
また、岡山県内へのまん延防止等重点措置が9月末に期限を迎えることを踏まえ、飲食店などへの時短要請についても解除できる可能性はあるとの認識を示し、シルバーウイークの影響などをみて判断するとしました。