岡山県に適用されているまん延防止等重点措置が2021年9月30日で解除されることを受け、県は飲食店などへの酒類の提供制限や営業時間の短縮の要請を10月1日から取りやめることを決めました。

岡山県は9月29日新型コロナ対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置の期間が明ける10月1日以降の対応を話し合いました。現在、県内の飲食店などに出されている酒類の提供制限や営業時間の短縮といった要請は取りやめとなります。また岡山後楽園や県立美術館など休館している県有施設など31施設は、感染防止策を講じた上で再開します。休止していた県民対象の宿泊などの割引クーポン=おかやま旅応援割とプレミアム付き食事券・交通券の販売は10月1日から再開することを決めました。

このように、経済活動を再開させる一方で、伊原木知事は、「大きな波を経験した病み上がりの時期」だとして、県民に注意を呼び掛けました。県は10月末までを秋のリバウンド防止期間と定め、県外との不要不急の往来は避けることや、会食はマスクをし、大人数を避けて2時間程度とすることなどを求めています。