自民党の総裁選挙は、河野太郎行政改革担当大臣、岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務大臣、野田聖子幹事長代行の4人で争われ、2021年9月29日、投開票日を迎えました。決選投票の結果、岸田氏が新総裁に選ばれました。岡山、香川の自民党県連でも党員・党友票の開票作業が行われましたが、各都道府県に1票が割り当てられた決選投票では、岡山県では河野氏、香川県では岸田氏が票を得ました。

自民党岡山県連では午前9時半から開票作業が行われました。党員投票は、投票権を持つ党員・党友で、全国ではおよそ110万人が対象です。岡山県の対象者はおよそ2万1000人で、このうち、およそ1万4000人が投票しました。投票率は、2020年予備選が行われた前回選挙に比べ13ポイント近く多い65.49%でした。岡山県の党員党友票の各候補の得票数のトップは河野氏で得票率は44.9%でした。一方、香川県では、1万1000人余りが投票。投票率は69.93%でした。最も多く得票したのは岸田氏で、得票率は41.1%でした。
決選投票では、各都道府県に1票が割り当てられますが、決戦に残った上位2人のうち、得票数の最も多かった候補者に票が与えられます。岡山県では河野氏に、香川県では岸田氏に1票が入りました。