四国遍路を世界遺産に登録しようと支援している大手ビールメーカーなどの関係者が2021年10月12日、香川県庁を訪れ、今年の活動方針などを報告しました。
県庁に浜田知事を訪ねたのは、アサヒビールとアサヒ飲料のそれぞれの代表2人で、今年展開しているキャンペーンの内容について報告しました。キャンペーンは、対象商品の売り上げの一部を、世界遺産登録に向け活動している団体などに寄付するものです。すでに実施している麦焼酎や機能性アルコール飲料に加え、10月18日からはペットボトル飲料でも行う予定であることなども説明しました。浜田知事は「世界遺産登録の推進を知ってもらうきっかけになっており、心強い限りです」と感謝の言葉を述べていました。
アサヒビールなどでは、四国遍路の世界遺産登録に向けた活動を支援するために2020年までに2500万円を超える寄付を行っています。