浅口市の寺に伝わる人魚のミイラの正体を解明しようと、大学の研究者などが合同チームを作り、2月2日から分析調査を始めました。
人魚とされるミイラは浅口市の寺院・円珠院に伝わるもので、体長はおよそ30センチ。倉敷芸術科学大学が、妖怪などの伝承を調べている浅口市の研究者から依頼を受け、倉敷市立自然史博物館の研究者とともに人魚の正体を探ります。
2日は大学に人魚が運び込まれ、X線やCT検査を行いました。
調査には4人の専門家が携わり、魚類学や分子生物学などそれぞれの分野から謎に迫ります。9月中旬までに調査結果を報告するとしています。