ロシアによる軍事侵攻が続くウクライナを支援しようと、岡山県北・真庭市のおばあちゃんたちが立ち上がりました。
地元食材を扱う真庭市内の店舗には、ウクライナ支援と書かれたポップや、ウクライナカラーのシールが張られたカット野菜が並んでいます。その売り上げは、全て避難民の支援に充てられます。
企画したのは、真庭市で暮らすおばあちゃんたち。売り場に並んでいるカット野菜の加工を手掛けています。
規格外ゆえに、これまで廃棄されることが多かった野菜を調理しやすい大きさに切った商品で、元々は子育て世帯向けに「お節介野菜」として販売していました。
戦中・戦後の厳しさを知る世代だからこそ、ウクライナの惨状を憂い、支援に乗り出したといいます。
そんなおばあちゃんたちの支援は県境を越えて広がり始めています。
大阪府高槻市で真庭市の特産品を扱う店舗には、あの「お節介野菜」が並んでいます。
お客さんからは「個人で寄付は難しいが、買うことで支援できる」「真庭の田舎のおばあちゃんが世界に向けて行動している。私も協力できたらと思うので、買います」などと評判になっています。
真庭市のおばあちゃんたちによる”お節介プロジェクト“は5月末まで展開されます。