岡山産の新ブランドを目指す高級養殖ウナギ、「うなぎ岡山桃太郎」の初出荷がきょう、赤磐市で行われました。

岡山県産をアピールしようと命名された、「うなぎ岡山桃太郎」。
岡山市の遊技業、成通グループが去年4月から、安心な養殖ウナギを消費者に届けようと始めたもので、きょう初出荷を迎えました。
高知県の四万十産のうなぎの稚魚のしらす2万匹を温室内にある水槽で1年3カ月かけて育てました。
最大の特徴は、吉井川の伏流水を使っている点で、きれいな水で育てているためうなぎ特有の臭みがなく、さっぱりした味わいということです。
きょうは約70キロのウナギが出荷され、あす岡山中央卸売市場で初競りに掛けられます。
成通グループでは、主に岡山県内の百貨店やスーパーをターゲットに、県産の高級ウナギとして販路を確保したいということです。