岡山の銘菓・大手まんぢゅうを使ったクラフトビールが完成し3月26日、岡山市内の醸造所で瓶詰め作業が行われました。
大手まんぢゅうを使ったクラフトビールは、まんぢゅうに合うビールをコンセプトに岡山市の大手饅頭伊部屋が、廃棄される売れ残りのまんぢゅうを有効活用しようと、宮下酒造に製造を依頼したものです。
伊部屋はこのプロジェクトのために400万円を目標にクラウドファンディングを行い、489人から558万8000円が集まっていました。
ビール造りは今年1月6日から始まり、麦芽が入った仕込みタンクに大手まんぢゅうを投入。酵母を入れて発酵を促し、熟成させていました。
生産したビールの量は、330ミリリットル入りの瓶およそ5000本です。
瓶詰めはこの日一日で終わり、27日にラベルを貼って、順次クラウドファンディングの支援者に返礼品として発送。ビールの味や販売価格、商品名などについて意見を求めることにしています。
大手饅頭伊部屋はクラウドファンディングの支援者の意見などを参考に、来年春をめどに商品化する予定です。