
JR西日本は11月11日、岡山エリアで走行する営業用ディーゼル車両の燃料を、一部路線でバイオディーゼル燃料に切り替え、運行を始めました。国内初の取り組みです。
この日、JR吉備線(愛称=桃太郎線)のホームに入構してきたディーゼル列車の車両前方には「次世代バイオディーゼル燃料導入」と記載されたシールが貼られていました。
2050年までにCO2の排出量「実質ゼロ」を目指すJR西日本グループは2022年度からJR7社でバイオディーゼルを燃料にした車両運行の実証試験を行ってきており、加速制御やエンジン出力などに問題ないとの結果が得られたため、この日から岡山エリアを走行する営業用ディーゼル車両でバイオディーゼル燃料の使用が始まりました。
バイオディーゼル燃料の導入規模は、JR西日本全体で使われている軽油の10%ほどに当たる年間2100キロリットル。従来に比べて導入コストは割高となるものの、一般家庭およそ2000世帯の年間排出量に相当するおよそ5500トンのCO2を削減できます。
13日までに津山線、吉備線、因美線、姫新線、芸備線の5路線を走行する49両全てでバイオディーゼル燃料が使われます。