
地元プロスポーツチームや経済界からの要望を受けて整備検討が進む岡山市の「新アリーナ」について、市は11月25日、28日開会の11月定例市議会に関連予算を提案し、事業化に踏み切る意向を明らかにしました。
岡山市の大森市長がこの日の定例会見で発表しました。
岡山市北区野田に2032年度の完成を目指し計画する最大収容1万人の「新アリーナ」について、現地の測量や周辺道路の改修に係る費用など合計1億2680万円を11月定例市議会に歳出予算として提案します。
会見で大森市長は、アリーナ整備にかかるおよそ280億円の財源確保に向け、50億円を目標に企業から集める寄付の見込みが27億2620万円に達したことを報告。目標金額への「道筋がしっかり見えてきた」などとして、早期実現に向け舵を切った理由を説明しました。
また、その他、「宿泊税」の導入に向けた検討委員会の運営事業費や、新庁舎整備の建築資材高騰分などを盛り込んだ総額およそ11億6300万円の補正予算案を11月定例市議会に提案します。