ロボットや情報技術=ICTを活用した「スマート農業」について、岡山県内の農業高校の教員らが学ぶ研修会が、きょう岡山市内で開かれました。

畑の中を進むトラクター。
よく見ると運転席に人はいません。
農業機械大手のヤンマーが開発した、「無人走行トラクター」です。
研修会は、県内8つの農業高校などの教員を対象に、授業に役立ててもらおうと実施されました。
トラクターは、衛生などから送られる位置情報を受信しながらプログラムしたルートを自動で走行し、速度調節や一時停止などはタブレットで操作します。
農業分野では、深刻化する高齢化や人手不足の解消に向けて、こうしたスマート農業の導入が模索されています。
研修会ではほかにも、ほ場の温度や湿度などをスマートフォンなどでリアルタイムに確認できるシステムなども紹介されました。