岡山市中心部の再開発事業が始動です。
岡山市北区の「イトーヨーカドー岡山店」跡地できょう、再開発事業のメイン施設となる高層マンションの起工式が行われました。
起工式には、両備グループが出資する合同会社の関係者らが出席し、くわ入れなどして工事の安全を祈りました。
高層マンションは、岡山市中心部のイトーヨーカドー岡山店跡地=約1万7000平方メートルの一角に建設されます。
地上37階、地下1階建てで、高さは134メートルと県内で最も高い建物となる見込みです。
賃貸と分譲あわせて約360戸で、「杜の街」をコンセプトに高級感やゆとりのある空間を目指します。
跡地にはマンションをはじめ、地上10階のオフィス・商業棟や地上6階のヘルスケア棟など、合わせて5つの施設を建設する予定で、総工費は約300億円。
全ての施設の完成は、2021年8月の予定です。
一方で両備グループなどは、現在、ゲームセンターなどの解体工事を行っている跡地の北側部分など、残りの約2万1000平方メートルの再開発について、「岡山の発展に必要な施設を見極めながら今後検討していく」としています。