来年の東京オリンピック・パラリンピックまで1年を切る中、高松市の保育所を25日、ドイツのパラリンピック金メダリストが訪れ、園児と交流を深めました。

屋島保育所を訪れたのは、砲丸投げ・脳性まひのクラスで2大会連続・パラリンピック金メダルを獲得したドイツ人のビルギット・コーバー選手と高松市在住でやり投げのパラ陸上強化指定選手・田中司選手の2人です。コーバー選手は東京大会を一年後に控え、今月1日から日本で強化合宿をしていて、25日から高松市で田中選手らと合同合宿を始めるのに合わせ、園児との交流が企画されました。脳性まひになってからもスポーツを続けることで自信を取り戻し、金メダリストになれたなどと自身の経験を話した後、園児たちと一緒にシッティングバレーを行い、障害者スポーツの楽しさを伝えていました。来年の東京大会で金メダルを獲得し、再び戻ってくると約束したコーバー選手。地元の田中選手ともども活躍が期待されます。