携帯電話などを使用しながら車を運転する「ながら運転」を防ごうと岡山市内の繁華街で29日、啓発活動が行われました。

「ながら運転」が12月1日から厳罰化されるため、岡山中央警察署が実施したものです。岡山市北区の大型商業施設前に、警察官のほか、岡山市の職員や交通安全母の会の会員ら約20人が出て、来年の東京オリンピック出場が内定した柔道の環太平洋大学・素根輝選手らを起用したチラシなどを通行人に配り、「ながら運転」防止を呼び掛けました。12月1日に施行される改正道路交通法では、運転中に携帯電話を使うなどの「ながら運転」をした場合、反則金や違反点数が約3倍になります。岡山県では、ながら運転による事故が、去年までの5年間で218件に上り、このうち死亡事故が、4件も起きています。