来年の東京オリンピック出場が内定した柔道の環太平洋大学・素根輝選手が9日、岡山市内の母校で会見し、金メダル獲得を誓いました。

「オリンピック代表は、責任と覚悟がいると思う。これからしっかり責任と覚悟を持って、練習に取り組んでいきたい」。
岡山市の環太平洋大学で、柔道部の古賀稔彦総監督らと少し緊張した表情で会見に臨んだ素根選手。今年8月の世界選手権を制した福岡県出身の素根選手は11月、大阪市で行われたグランドスラム大阪大会で女子78キロ超級に出場し優勝。その後開かれた強化委員会で満場一致の賛同を得て、東京オリンピック出場が内定しました。自分の柔道を貫いていくと会見で語った素根選手。東京オリンピックでは、金メダル獲得を目指します。会見では、「しっかり前に出て、最後まで一本を取りに行く姿勢を貫き、優勝目指して頑張りたい」と意気込みを語りました。素根選手は今後、大学を拠点に練習を続け、大会に向けさらなるレベルアップを図ります。