1年半ぶりに子どもたちの元気な声が戻ってきました。
西日本豪雨で被災した倉敷市真備町の川辺小学校の復旧工事が終わり、きょう授業が再開されました。

元気よく登校してきた川辺小学校の子どもたち。その帰りを心待ちにしていた地域の住民が拍手で出迎えました。
教室に入るのは一年半ぶり。西日本豪雨で校舎が被災したため、おととし9月から先月まで、別の小学校や幼稚園を間借りし、授業を行っていました。
その後、全校児童およそ290人が顔をそろえ、3学期の始業式が行われました。
記念撮影をして、川辺小学校の歴史に新たな1ページを刻みました。
最後に、紙飛行機に夢や願いを乗せ、全員で飛ばします。
そして、休み時間になるとー。校庭に響く子どもたちの声が復興へと歩む町を明るく照らします。

真備町では、仮の校舎で授業をしている残りの2つの小中学校も3月上旬までに元の学校に戻る予定です。