文化や教育分野などで、地域社会に貢献した個人や団体に贈られる山陽新聞賞の贈呈式がきょう、岡山市内で開かれました。

今年、山陽新聞賞を受賞したのは、伝統的な作風を守り継ぐ備前焼作家の柴岡信義さん、食糧問題を解決しようと国内外の機関と連携してオオムギの研究を進める岡山大学の佐藤和広教授ら10人です。
また、今後の一層の活躍を願い贈られる山陽新聞奨励賞には2団体が選ばれています。
贈呈式では、山陽新聞社の松田正己社長から一人一人に表彰状とメダルなどが手渡されました。
これに対して受賞者を代表し川崎医科大学の福永仁夫学長が、「さらに精進して、少しでも地域に役立てていきたい」と謝辞を述べました。