新型コロナウイルスの感染予防で需要が高まり、全国的にマスクが品薄状態になっていることを受け、
岡山県は12日から、備蓄していたマスク約8万7000枚の無償配布を、医療機関などに向けて開始しました。

無償配布するのは、県が備蓄していたマスク約8万7000枚で、県の9つの保健所で始まりました。配布は、事前に申し込んだ県内の医療機関や高齢者施設などが対象で、1施設につき500枚が上限。申し込み受け付けは、県が2月10日の午前中に開始したところ、3時間半で配布枚数に達したため、現在は終了しています。備前保健所では47施設から約2万枚の申し込みがあり、次々に受け取りに訪れていました。岡山県ではマスク配布のほか、今月開設した電話相談窓口での対応などを通じ、感染防止に努める方針です。