岡山県はきょう県内の医師らを集め、新型コロナウイルスへの対策について話し合いました。

岡山県感染症対策委員会には、委員を務める医師ら25人が参加。
県から、新型コロナウイルスの有無を調べるPCR検査について、3月中に機械を1台増やし、1日に検査できる数が現在の倍の40件になると報告されました。
また、現在は県環境保健センターでのみ実施していますが、今後、医療機関や民間企業にも委託して、検査体制を強化する方針です。
しかし委員からは、検査を引き受けることで、通常の診療に支障が出ないか不安の声も挙がりました。
続いて、患者を受け入れる入院病床について、現在の112床からさらに増やすため、委員から民間の宿泊施設の利用が提案され、県は検討したいと答えました。