海外にも通じる産地ブランドにまで育てようと、高松市とJA香川県は26日、
「高松盆栽」の振興を図るため協定を結びました。

締結式では、高松市の大西秀人市長とJA香川県の木内秀一理事長が協定書にサインしました。今回の協定は、高松市が策定した「高松盆栽の郷」基本構想に基づき、国内有数の盆栽の産地市内鬼無・国分寺地域の振興を図ろうというもので、海外にも人気のある「ボンサイ」の産地ブランド化を目指します。その実現のため、海外向けの情報発信の強化や高松盆栽をテーマにした周遊観光ルートの検討など5つの事業を進めるとしています。「高松盆栽」は、高松市の鬼無・国分寺地域で作られる松の盆栽で、松盆栽の全国シェアの8割を占めています。4月1日には、基本構想で示された「高松盆栽の郷」がオープン。盆栽の展示販売や盆栽作りなどが体験でき、周遊観光ルートを構成する拠点施設として期待されています。