香川県は6月15日、新型コロナウイルスの影響で疲弊する県内の事業者を支援するため、補助金の創設などを盛り込んだ約35億円にのぼる補正予算案を6月開かれる議会に提案すると発表しました。

6月22日開会予定の定例議会に提案される補正予算案は34億8800万円です。
今回創設する補助金制度は、県内の中小企業や個人事業主などを対象にしたもので約7億円を計上。
感染防止や経済活動回復に向けた取り組みにかかる費用を一部補助します。
このほか、テークアウトやデリバリーをする飲食店を紹介したポータルサイトを構築することや、需要が落ち込んでいる県産和牛や養殖魚などの生産者を支援するため、学校給食に提供する費用なども計上しています。
また、香川県は6月15日、新型コロナに関する対策本部会議を開き、現在、県民に出入りを控えるよう要請している、接客を伴う飲食店やライブハウスなどについて、6月19日以降、感染防止対策が徹底されていることを前提に、自粛要請を緩和する方針を示しました。