新型コロナウイルスの影響で運休していた高速バスの運行が6月18日から再開されるのを前に、岡山市のバス会社が6月17日、車内の換気性能を調べる実験を行いました。

これは下津井電鉄と下電観光バスが行ったものです。
実験では、窓が開かない高速バスの中に煙を充満させ、エアコンの「外気導入モード」を使って車内の空気の入れ換え時間を計測しました。
エアコンを作動させると車両前後にある排気口から煙が勢いよく吐き出され、車内の視界は次第に開けていき、約8分で煙は完全になくなりました。
下電バスでは新型コロナの影響で4月20日以降全ての高速バスを運休していましたが、6月18日の福岡便から順次再開する予定で、38人の定員を半数に減らし一列目を開け、窓側の席のみ座れるようにします。
車内にはアルコール消毒液やドライバーの後ろにアクリル板を設置するなど感染対策を徹底します。
観光バスは7月から再開する予定です。