世界的な建築家・丹下健三が設計し、老朽化などを理由に香川県が解体の手続きを進める「旧県立体育館」について、地元団体が再検討を求める中、池田知事は8月18日、安全確保へ予定通り解体を進める方針を示しました。
旧県立体育館は船のような独特なデザイン。耐震不足などから県が解体を決めましたが、建築家らの団体が7月、民間資金での買い取りと活用策を提案し、協議の場を設けるよう求めていました。
これに対し、池田知事は定例会見で「話を聞くスタンスを続けたいと思う一方で、安全の確保を先延ばしにできないスタンスも持たざるをえない」とし、解体を進める考えを示しました。
世界的建築家・丹下健三が設計した旧香川県立体育館/池田知事、安全確保へ予定通り解体進める方針示す【香川】
2025年8月18日香川のニュース