香川県三木町の高松琴平電気鉄道(=ことでん)の踏切で11月4日、警報音が鳴らない状態で列車が通過していたことが分かりました。
ことでんによると、4日午前10時40分ごろ、三木町の長尾線を走行していた下り列車の運転士が茶園第一踏切で警報器が作動していることを知らせる警示灯が消えていることに気づきました。
列車を止めて確認したところ、遮断棒は降りていましたが、踏切の警報音が鳴っていませんでした。
報告を受け、ことでんが調べたところ、直前の上り列車が警報音の鳴らない状態で通過していたことが分かったということです。
茶園第一踏切は歩行者や二輪車用の踏切です。通行者との接触などはなかったということです。
ことでんは、踏切の制御回路に電気を送る整流器の不具合が原因とみています。