国が行う新型コロナウイルスワクチンの医療従事者への先行接種が、岡山県内の病院でも2月18日から始まりました。
先行接種は、当面は安全性を確かめるため行われるもので、岡山県内では2カ所の病院が対象となっています。このうち、岡山市の岡山ろうさい病院には、午後1時ごろ、アメリカ・ファイザー製のワクチンおよそ580人分が到着。マイナス75度以下で管理ができる超低温冷凍庫に保管されました。初日の2月18日は接種を希望した医師や看護師などおよそ200人のうち42人が接種を受けました。接種を受けた人は、その後、様子を見るため、15分間、部屋で待機していました。一方、岡山市の岡山医療センターにも、2月18日1170人分のワクチンが到着し2月19日から接種が始まる予定です。香川県でも2月18日、ワクチンが善通寺市にある四国こどもとおとなの医療センターに運び込まれました。2月20日から接種が行われる予定です。