新型コロナウイルスの影響で落ち込む観光業界の起爆剤として期待がかかります。
JRグループと四国の自治体などが、3カ月間にわたり展開する大型観光企画「四国デスティネーションキャンペー2021年10月1日スタートしました。
香川県のJR琴平駅では10月1日、キャンペーンの成功を願い関係者が出席して式典が開かれ、四国4県を巡る観光列車「四国まんなか 千年ものがたり」の出発を見送ってキャンペーンのスタートを祝いました。
四国デスティネーションキャンペーンは、JRや地元の自治体、事業者が連携して誘客を図る大型観光企画で、四国での開催は4年ぶり6回目です。12月末までの期間中、JR四国は観光列車を増便したり、乗り放題などの切符を販売します。これに合わせ沿線の観光地では、さまざまなイベントを展開。香川県では、弘法大師ゆかりの寺・善通寺で秘蔵品を特別公開するほか、観音寺市では、銭形砂絵を金色にライトアップします。