岡山県玉野市の造船所で海上自衛隊の新型多機能護衛艦「くまの」が完成し3月22日、引き渡し式が行われました。
三井E&S造船から事業を引き継いだ三菱重工マリタイムシステムズが建造していたもので、引き渡し式では、鬼木誠防衛副大臣に引き渡し書が手渡された後、自衛艦旗が掲揚されました。
「くまの」は全長133メートルで、基準排水量は3900トン。船体を小さくし自動化することなどで、乗組員は従来型の半分以下に抑えられ、およそ90人で運用できるようになりました。
敵のレーダーに捕らえにくいよう凹凸を少なくした船体で、機雷を取り除く能力も備えています。建造費は現在建造中の1番艦と合せておよそ1055億円です。
新型護衛艦が任務に就くのは初めてで、掃海隊群の直轄艦として横須賀に配備されます。