去年春、待機児童数が730人ほどと全国2番目に多かった岡山市ですが、今年春に入園する園児の受け皿を新たに900人分余り確保したときょう、発表しました。

きょうの市長定例会見で、大森雅夫市長が明らかにしたものです。
待機児童ゼロを目指す岡山市ですが、去年春、保護者が第三希望まで示したものの、いずれの園にも入れなかった待機児童は過去最多の729人となっていて、深刻な課題となっています。
市は今年4月の入園に向けて、私立保育所の新設や小規模保育所の整備などで新たに919人分を確保したということですが、今年4月の入園を希望する人の数は去年同時期より682人多い1万7000人で、待機児童の解消は難しいということです。
市は引き続き、受け皿確保に力を入れるとしています。