岡山大学病院がベトナムにチームを派遣し、重い肺の病気に苦しむ6歳の男の子の移植手術を行うことになりました。
ベトナム国内で初の肺移植手術成功を目指します。

肺移植手術の執刀医を務める大藤剛宏チーフらが岡山市内で発表しました。6歳の男の子は肺に空洞ができて膿がたまり、呼吸不全などを引き起こす難病・嚢胞性肺線維症を患っており移植手術以外に助かる手段はないといいます。
ただ、高度な肺移植はベトナムで成功例がなく、日本で最も多く移植を成功させている岡山大学病院に去年、ベトナム側から要請がありました。
岡山大学病院の移植チーム29人は2月19日から現地入りし21日に手術が行われます