JR西日本岡山支社は、車両の点検を自動で行う装置を3月に導入します。
乗客にとっては、安全性や乗り心地の向上につながると期待されます。

JR岡山支社がきょう報道陣に公開したのは、車両状態監視装置。
電車が車両基地に入る際、車体に異常がないか、自動で測定し記録するものです。
屋根の上を確認する3台のカメラのほかに、パンタグラフのすり減りや車輪の形・傷を調べるセンサーが設置されています。
これまでは人の手で行っていた点検を機械化することで、車両の状態を確認する頻度は約3倍に増えます。
必要な場合は修繕を行うことで、安全性や乗り心地の向上につながります。
この装置は3月14日から岡山市北区にある岡山電車区で使用されます。