放送内容

放送日時:4月30日(土)午前11時40分~11時55分

「満智子おばあちゃんの真子と蕗の炊き合わせ」

「満智子おばあちゃんの真子と蕗の炊き合わせ」

閑静な住宅街のお庭で咲きほこる桜。
「毎年春になると台所に立つことが楽しいんよ」と窓から見える桜を眺めながら春の訪れを感じている林満智子さん(81歳)。
三人の子育てと仕事に追われてどんなに忙しい時でも、台所に立ち手料理にこだわった満智子おばあちゃん。剣道に打ち込んでいた3人の息子さんのお腹を満たすことで頭がいっぱいだったためか当時のモットーは「とにかくお腹が膨れるものを手早く作る!」こと。今でもその手早さは健在です。
今日は満智子おばあちゃんから「瀬戸内の春を感じられる料理」を「手早く」教えてもらいます。
隠し味はおばあちゃんお手製の〇〇!臭みがとれ、まろやかな甘みと爽やかな酸味が加わりますよ!

放送日時
4月30日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:4月16日(土)午前11時40分~11時55分

「令子おばあちゃんの茶わん蒸し」

「令子おばあちゃんの茶わん蒸し」

岡山県真庭市湯原で生まれ、湯原をこよなく愛しずっと湯原で暮らす小川令子さん(81歳)。
父の貞夫さんは湯原で生活用品販売の「小川商店」を営んでいました。
当時は近隣に100軒ほどの民家があり、ご近所の皆さんが商店を利用してくれていました。
「ご近所の皆さんに生活を支えていただいたといっても過言ではないですね」と感謝の気持ちをずっと持ち続けている令子さん。そんな令子さんは19歳で結婚し、地元の病院で事務員として働いていましたが、病院に携わる皆さんに看護師になることを勧められ、なんと26歳で看護学校に入学。29歳で看護師免許を取得しました。しかも2人の子供を育てながらです。
「人と接するのが好きで、皆に勧められたから看護師になったんだけど、なってよかったわー。地域の皆と触れ合えたし、皆から「ありがとう」って言ってもらえたし。商店と看護師のお陰で今でも皆とつながりがあるし」と愛くるしい笑顔で教えてくれます。
今日はそんな令子あばあちゃんから、子供も孫も大好きな「茶わん蒸し」を教えていただきます。
令子おばあちゃんの茶わん蒸しは、食べ応えのあるあの食材が入りますよ!

放送日時
4月16日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:4月2日(土)午前11時40分~11時55分

「のりこおばあちゃんのコーヒー鶏」

「のりこおばあちゃんのコーヒー鶏」

「人とお話しするのが大好きなのよ」と無邪気な笑顔で話す厚地規子さん(73歳)。
コロナ禍で大好きな人々と集うことがむずかしくなり寂しい思いをしていた2021年夏。「それなら皆が安心して集まれる場所を作っちゃえ!」と一念発起して食事処“りこり”をオープン。
コロナ禍での開業は不安だらけでしたが、人と接すること、人を笑顔にすることが大好きなのりこさんだからこそ成しえた72歳でのチャレンジでした。今では毎日来てくれる常連客もでき、「このお店が生きがい!チャレンジして本当に良かった」とキラキラの笑顔でご自慢の日替わりランチを作っています。
今日はオープン1年目の“りこり”の店内から、人気メニュー「コーヒー鶏」を教わります。何通りにもアレンジできる万能レシピです。

放送日時
4月2日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:3月19日(土)午前11時40分~11時55分

特別編「マルタさんの海と山の幸のパエリア」

特別編「マルタさんの海と山の幸のパエリア」

スペインのバルセロナ出身のマルタ・モンカーダさん60歳は岡山県玉野市の山の中・・・BGMは滝の音、さわやかな風が吹き、ヤマガラが懐く場所に住んでいます。この場所を気に入り、アトリエを構え画家として制作活動をしているマルタさんは、美術教師の父母と映画監督の妹と家族全員が芸術家。中でもお父さんは凧をデザインするアーティストでもあり、約30年前、凧揚げの世界大会が日本で行われたのがきっかけで父親と一緒に初来日しました。そこから日本が好きになり、日本でも展覧会や個展を重ね、日本人のご主人一郎さんと結婚。ご主人の故郷、岡山とスペインを行き来しながら作家活動を行っています。「芸術は私の魂への薬。料理は私の身体への薬。」と語るマルタさんは作品と同じように、料理も自ら毎日作ります。日本にある食材でスペインの味を出し、身体の中からふるさとを感じながら暮らしているそうです。
今回は、マルタさんの出身バルセロナの伝統料理「パエリア」を教わります。本場の味ですよ~

放送日時
3月19日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:3月5日(土)午前11時40分~11時55分

「秀子おばあちゃんの親芋のあんかけおやき」

「秀子おばあちゃんの親芋のあんかけおやき」

毎月第2日曜日、午前2時に起きて近所のコミュニティーハウスで料理を作り始める伊久秀子さん、77歳。「弓削フレッシュ朝市」の名物となったおこわ120食分を作るための早起きは苦になりません。「月に1度だけど、たくさんの人が買いに来てくれて、地域のみんなの憩いの場になっていることが嬉しいの」と満面の笑みで教えてくれる秀子おばあちゃん。実は十数年前にこの朝市を立ち上げたのは、秀子おばあちゃんを含めた5人の地元住民。女性陣は料理、男性陣は宣伝・販売と業務を分担し、今日まで続いています。
今日は今でも朝市で腕を振るう秀子おばあちゃんに、昔は捨てていたけれど「もったいない」との思いから使い始めた「里芋の親芋」を使った「あんかけおやき」を教えていただきます。

放送日時
3月5日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:2月19日(土)午前11時40分~11時55分

「有子おばあちゃんの蒸しブロッコリーと茎のきんぴら」

「有子おばあちゃんの蒸しブロッコリーと茎のきんぴら」

「あー恥ずかしい」と言って笑いあう中条有子さん(71歳)と貢さん(71歳)ご夫妻。来年金婚式を迎えるお二人の出会いは、なんと北海道! 友達との旅行中に運命的に出会った二人は、後に結婚。二男一女の子宝に恵まれ、子育てに全力を注ぎました。その輝かしい日々を写真に残した思い出のアルバムは数十冊。笑みが溢れる写真、そして涙がこぼれる写真でいっぱいです。
子供達が手をはなれた近年の楽しみは登山と農業。登山は石鎚山をはじめとする四国百名山を制覇。
農業は2007年、高松市主催のアグリ塾「ごじまん野菜塾」に参加したのがきっかけとなり、今ではトウモロコシ、サツマイモ、ブロッコリーなど出荷できるまで極めました。農業の魅力は作る喜びはもちろんのこと、農業を介して人とのつながりが持てることだそうです。
今日は有子さんと貢さんが育てた栄養満点ブロッコリーを余すことなく使った料理を教えていただきます。

放送日時
2月19日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:2月5日(土)午前11時40分~11時55分

「由利子おばあちゃんのカキの佃煮」

「由利子おばあちゃんのカキの佃煮」

お料理を教えてくれるのは、岡山県瀬戸内市長船町にお住いの今吉由利子さん、70歳。
21歳で結婚し、3人の子宝に恵まれ子育てに奮闘した日々が懐かしく思える今日この頃。
一級建築士のご主人博幸さんの仕事の手伝いをしながら、自宅横にある広いお庭と畑でのーんびりお花や野菜を育てるのが今の楽しみ。無農薬だから虫食いだらけで見栄えは悪いけど、味は抜群で体にもいいでしょ、と満面の笑みで語ってくれる由利子おばあちゃん。若いころは考えることもなかった“健康”を考えるようになったのは歳を重ねたからでしょうか。
カキで有名な瀬戸内市虫明出身の由利子おばあちゃんにとってカキは身近で当たり前のように口にしていた食材の一つです。カキが栄養満点な食材であることを再認識し、そのありがたさを実感していた頃カキの養殖をしている友人が作った“カキの佃煮”を一口食べて虜に。すぐに作り方を教わり自分の味にしたいと工夫を凝らし、由利子おばあちゃん流カキのぷりぷり感を残した佃煮が完成。
今日はご主人が建ててくれたご自慢の離れで“カキの佃煮”を教わります。

放送日時
2月5日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:1月22日(土)午前11時40分~11時55分

「智重子おばあちゃんのうばぜんざい」

「智重子おばあちゃんのうばぜんざい」

18歳から60年以上理容師としてはたらく香川県三豊市詫間町の越山智重子さん83歳は真っ赤な髪の毛がトレードマーク。娘二人との3人暮らしで、働いている娘達のご飯も作る現役の主婦です。さらに、指名が入れば今でもハサミを握る現役の理容師でもあるんです。
徳島県出身の智重子さんが理容師修行をしたのは香川県観音寺市。そこで厳しく親方夫婦から教わったことが根底にあり、ここまでやってこられた、今があるんだと振り返ります。
ご主人と一緒に実家の納屋で始めた理容室・・・52年になるこのお店には、毎日たくさんの人と関わり、会話を交わしてきた思い出がたくさん詰まっています。
今回教わるのは25年前に他界したご主人が、亡くなる前に食べたいと言った思い出の味「うばぜんざい」。この地域の郷土料理の1つで、緑豆をつかったやさしい甘さのぜんざいです。

放送日時
1月22日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:1月8日(土)午前11時40分~11時55分

「節子おばあちゃんの鴨鍋」

「節子おばあちゃんの鴨鍋」

岡山県の中央部に位置する吉備中央町。緩やかな地形と温暖な気候で県外移住者から人気の高いこの地域でひときわ目を引く築130年になる土井家のお屋敷。鼠尾節子さん73歳の祖父母が住んでいて、節子さんが幼いころ、何度も遊びに来た場所。ここでの思い出といえばいつも母が作ってくれた「鴨鍋」。「食べると、夏場に体調を崩さない」という言い伝えのある岡山の郷土料理ですが、土井家の鴨鍋の特徴は「家族が丸~く円満になるよう」願いを込めて〆にいれるある食材です。
今日は今このお屋敷を守っている節子さんの兄、土井章弘さん82歳と仲良し兄弟の思い出話と共に思い出の味「鴨鍋」を教わります。

放送日時
1月8日(土)午前11時40分~11時55分
放送日時:12月11日(土)午前11時40分~11時55分

「全子おばあちゃんの塩漬けヒラタケの炒め物」

「全子おばあちゃんの塩漬けヒラタケの炒め物」

3年前に金婚式のお祝いとして息子さんがプレゼントしてくれた自宅。その横にはご主人の趣味が高じて作られたグラウンドゴルフの練習場。数多の樹木が茂る広大な敷地の中、今日の食材「ヒラタケ」を栽培している新見市在住の柴田全子(まさこ)さん75歳。「自分の食べ物は自分で作りたいし、作った野菜を子供や孫が貰ってくれることが嬉しいの」と趣味となった野菜作りを楽しんでいます。
全子さんが嫁いできた五十数年前は、食べ物も少なく採れたタケノコや大根、ぜんまいは天日干しに、キノコ類は塩漬けにして保存食として1年中食べていたそうです。今では新見地方でも天日干しや塩漬けにする家庭は少なくなりましたが、お義母さんから受け継いだこの術を使って簡単に作れる「塩漬けヒラタケの炒め物」を教えていただきます。

放送日時
12月11日(土)午前11時40分~11時55分
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