テレビ電話を通して指定席など希望の切符を買える自動券売機が3日、JR四国の管内では初めて、香川県内の駅にお目見えしました。

この自動券売機は、善通寺と詫間の2つの駅に導入されたもので、券売の窓口業務を代行する「みどりの券売機プラス」です。
利用客は、テレビ電話を通して、オペレーターに希望する列車の時間帯や座席などを伝え、条件に合った指定席を提案してもらうなど、サポートが受けられます。払い戻しも可能です。また、券売機のカメラで証明書などの確認をしてもらうことで、通常、みどりの窓口でのみ受け付けている学生やシニアなどに向けた各種割り引き手続きも受けられます。この券売機の導入で、詫間駅では、朝夜合わせておよそ4時間、対応時間を延長。利便性が高まります。善通寺と詫間の2つの駅では、10月以降、窓口業務に当たる駅員の数を2人から1人に減らし、人員の省力化を図ります。JR四国では、愛媛県の今治駅にも3日、
この自動券売機を設置、利用状況を見ながら今後、他の駅にも設置していきたいとしています。