倉敷市の児島地区を代表するジーンズメーカー、ジャンパンブルーの主力ブランド「桃太郎ジーンズ」の本店が26日、リニューアルオープンしました。

桃太郎ジーンズの誕生15周年を機にリニューアルしたのは、倉敷市の児島ジーンズストリートにある「桃太郎ジーンズ味野本店」です。既存店に隣接する明治時代後期に建てられた古民家を改装し一体化したことで、売り場面積をこれまでの2倍、300平方メートルに広げ、約6000万円かけて整備しました。商品数も増やし、定番アイテムのデニムやジャケットなど約4000点が並びます。店内にはデニムスーツのブランド店も併設し、オーダースーツの注文にも応じます。また、飲食にも力を入れ店舗の一角にカフェをオープン。海藻の仲間の「藍藻」から抽出した青色の着色料を使ったマカロンやサブレなどを提供し、中庭で楽しむことができます。味野本店では、新型コロナウイルスの影響で2020年の売り上げは2019年に比べ約30パーセント落ち込み、リニューアルでV字回復を目指します。今後は、中庭スペースで地元飲食店と連携しマルシェなどのイベントも開催していく予定です。