岡山県内の新型コロナウイルスの感染状況について、伊原木知事は2021年6月4日、このままのペースで感染拡大が抑えられれば、緊急事態宣言の期限である6月20日までには、現在のステージ4からステージ2にまで下がる見通しを示しました。
伊原木知事は、岡山県内の6月2日までの1週間の感染状況を示し、飲食店などに求めた営業時間の短縮や休業要請によって、人の流れを抑えた効果が現れたと評価しました。
政府の分科会が示す5つの指標全てで、先週と比べ数値が改善しています。ただ重篤化しやすいという変異株の特性により入院が長期化していることから、病床使用率と10万人当たりの療養者数は、最も深刻なステージ4に該当。予断を許さない状況は続いています。
伊原木知事は、気の緩みを避けたいとして、緊急事態宣言の期限の前倒しについては、言及を避けました。
一方、香川県の2021年6月3日現在の感染状況はご覧の通りで、5つの指標のうち1つがステージ3に該当しています。