岡山県倉敷市在住の美術家・高橋秀さんが主宰する「秀アートスタジオ」のメンバーによる作品展が岡山市のデパートで開かれています。
高橋秀さんはイタリアで40年余り活躍したのち、2004年に倉敷市玉島黒崎にアトリエ兼美術教室の「秀アートスタジオ」を設立。91歳になる今も独創的な現代アート作品を作り続けています。
会場の天満屋岡山店には、高橋さんと妻で布貼り絵作家の藤田桜さん、それに倉敷芸術科学大学で高橋さんの指導を受けた作家3人の作品合わせて83点が並びます。2020年、文化功労者に選ばれた高橋さんは100号の大作「漠(ばく)」などおよそ20点を、藤田さんは、色合いや模様の違う布地をコラージュしたあたたかみのある作品およそ20点を出展しています。自由に、精力的な表現に挑む5人の作品展は10月12日まで、天満屋岡山店で開かれています。